機種別のポイント

Xperia 8で使うときに確かめたいこと

SOV42は何GBまで使える?

対象は、auが販売したXperia 8 SOV42です。auのオンラインマニュアルでは、ROM 64GB、外部メモリはmicroSDXC最大512GBと案内されています(最大容量の注記は2019年9月時点)。使える上限で、512GBが必要という意味ではありません。1TBのカードは仕様の上限を超えるので、候補に含めないでください。

Xperia 8には別の販売元・型番もありますが、ここではSOV42の資料だけを基準にしています。別の型番の説明やカードの動作を、SOV42にそのまま当てはめないよう、端末の設定画面などで型番を確認してください。auはSOV42の修理受付を、2024年4月30日で終了したと案内しています。中古の端末を使っている場合は、カード選びとは別に、修理できるかどうかも考えてください。

速度クラスだけで、必要かどうかは決まらない

候補の128GB・256GBは、microSDXC・UHS-I・U1・Class10のKIOXIA EXCERIAです。512GBは、microSDXC・UHS-I・U3・V30・A2のKingston Canvas Go! Plusです。すべての写真・動画の撮影にU3やV30が必須なわけではありません。速度クラスの表示を、そのまま端末での録画の条件や実測速度に読み替えないでください。

KIOXIA EXCERIAの公称の最大読出速度は100MB/sで、書込速度は公表されていません。Kingston Canvas Go! Plus 512GBは最大読出200MB/s・書込160MB/sで、Kingstonの専用リーダーを使ったときの値です。どれもメーカーの公称値で、SOV42に挿したときの速度ではありません。スマートフォンの中で使うなら、まず必要な容量を決めてから、価格を比べましょう。4K動画を多くカードへ残すなら、V30のKingstonが候補です。PCへコピーする速度を重視するなら、カードだけでなく、カードリーダー側の対応も確認してください。

撮影前にカメラの保存先を切り替える

auの案内では、写真や動画をmicroSDへ保存するにはカードを装着したうえでカメラの保存先を設定します。カードを入れただけで、撮影データが自動的に移るわけではありません。保存先の設定項目や表示は撮影モードによって異なる場合があるため、使うモードでSDカードが選ばれているか確認してから撮影してください。以前に本体へ保存した写真・動画も、保存先を切り替えただけでは移動しません。

初期化されていないカードや、パソコンで初期化したカードは端末で認識・利用できない場合があります。端末でフォーマットするとカード内のデータは消えるので、必要な写真や動画を別の場所へコピーしてから操作してください。取り外しも書き込み中を避け、端末の案内に従います。microSDカードへの保存だけをバックアップと考えず、大切なデータはPCやクラウドなどにも保管しましょう。

4Kとスローモーションは、高速書き込みのカードをすすめている

auのオンラインマニュアルは、4K動画とスローモーションの撮影データをmicroSDメモリカードに保存する場合、高速書き込みが可能なカード(スピードクラス10、またはUHSスピードクラス1)を使うようすすめています。スローモーションはシャッタースピードが高速になるため、十分な明るさが必要で、暗い場所では画質が粗くなることがあるとも注意しています。4Kを撮らない人でも、このモードを使うなら、カードの速度表示を確かめておきましょう。

カードを認識しないときは、取り付けとマウントを確かめる

カードを認識しないときの確認項目は、2つです。カードが正しく取り付けられているか、カードのマウントが解除されていないか。マニュアルはこの順で案内しています。また、本機は、microSDメモリカードとauのICカード(SIMカード)の挿入口のカバーを完全に閉じた状態でIPX5相当の防水性能を発揮するとされています。カードを入れ替えたあとは、カバーにすき間がないことを確かめてください。

容量は、移したい量で選ぶ

128GBは、移したい写真が少なく、定期的にPCなどへ整理できる人向けです。KIOXIAの公称ユーザー領域は115.2GBです。写真と動画を合わせてこの範囲を超えそうなら、256GB品の領域230.4GBと比べてください。

256GBは、写真に加えて普段の動画もカードへ置きたい人が比べやすい容量です。128GB・256GBは、国内メーカーKIOXIAの定番EXCERIAです。512GBは、動画を残す量が多く、256GB品の公称領域を超える見込みがあるときの選択肢で、性能と価格のバランスで選べるKingston Canvas Go! Plusです。使える領域は、表示容量の約9割(約460.8GB)が目安です。どれも、メーカーがSOV42向けに推奨した容量ではありません。カードへ何を移すか、どのくらいの頻度で整理するかを決めるための候補です。