機種別のポイント
LG V60 ThinQ 5Gで使うときに確かめたいこと
ドコモ版L-51AのmicroSD対応条件
この記事の対象は、NTTドコモ版のLG V60 ThinQ 5G(L-51A)です。ドコモの現行仕様ページでは、ROM 128GB・RAM 8GB、外部メモリはmicroSDXC最大1TBと案内されています。1TBは対応上限で、推奨容量や個々のカードの動作保証を意味しません。
容量表記には資料の差があります。2020年の発売資料ではmicroSDXC最大512GBですが、現在の製品サポート仕様ページは最大1TBです。ここでは現行仕様を示しつつ、旧資料の記載も明記します。手元の端末や説明書の表示が異なる場合は、そちらも確認してください。
SoftBank版LG V60 ThinQ 5G(A001LG)など、別の型番はこの記事の対象外です。カードを選ぶ前に、設定画面や端末の表示で型番がL-51Aか確かめてください。
動画をSDへ保存するなら、書き込み性能の注意
ドコモの仕様は、L-51Aの動画撮影に8K(7680×4320)を載せています。取扱説明書では、動画の保存先に、内部ストレージかmicroSDを選べます。ただし、保存先をSDカードにしても、書き込み性能によっては、動画を正常に保存できない場合があると注意しています。その場合は、動画サイズをHDに変更するよう案内しています。
説明書が示すカードの速度クラスは、端末側の対応の範囲です。動画の撮影に必要な最低クラスや、8K録画の保証ではありません。U3・V30などの表示だけで、L-51Aでの録画や実際の速度が決まるわけではありません。
候補のうち、Kingston Canvas Go! PlusはU3・V30で、メーカー公称は最大読み出し200MB/s、最大書き込みが256GB・512GB品で160MB/sです。この値はMobileLite Plusリーダーを使ったときのもので、端末内での実測値ではありません。KIOXIA EXCERIAはU1・Class10で、Vクラスの表記がなく、公表されているのは最大読み出し100MB/sだけです。動画をSDへ撮るなら、V30表記のCanvas Go! Plusから比べてください。保存で問題が起きたときは、カードの交換や容量の増加で解決すると決めつけず、まず説明書の案内どおり、HDへ変更してください。
保存先を確かめてから使い始める
カードを挿したら、カメラの保存先が内部ストレージかmicroSDかを確かめます。microSDに設定しても、動画が正常に保存されないときは、取扱説明書の注意に沿って、動画サイズをHDへ変更してください。
新しいカードを初期化・フォーマットすると、カードのデータは消えます。すでに写真や動画が入っているときは、必要なファイルを別の場所にコピーしてから操作しましょう。取り外しは取扱説明書の手順を確認し、読み書き中には抜かないでください。
容量は、移したい量で選ぶ
少量の写真を移すなら128GB、写真と動画をまとめるなら256GBから、保存予定がさらに多ければ512GBです。1TBまで買う必要はありません。端末の空きと、カードへ移したいファイルの量を、先に見積もってください。
写真が中心で、国内メーカーの定番を選びたいならKIOXIA EXCERIA 128GB。動画もカードへ保存するなら、V30表記があり、性能と価格のバランスで選べるKingston Canvas Go! Plusの256GBか512GBです。価格や販売元、保証は購入画面で確かめてください。
8K撮影が仕様にあることを理由に、特定の速度クラスやカードを「対応保証」として選ぶことはできません。SDへの動画保存には性能上の注意があるので、説明書のHDへの切り替えの案内も踏まえて、容量を決めましょう。


