機種別のポイント
DIGNO SX5で使うときに確かめたいこと
DIGNO SX5(KC-S306)のSDカードは何GBまで使える?
京セラの製品ページによると、国内向けSIMフリーモデルのDIGNO SX5(KC-S306)はROM 128GB、外部メモリはmicroSDXC最大2TBです。SIMはnanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応します。製品ページでは、2026年9月時点でドコモや各販売代理店で販売中と案内されています。法人向けの製品なので、一般の量販店では扱いがない場合があります。
取扱説明書には、microSD、microSDHC、microSDXCに対応すると書かれています。2TBはメーカーが公表している上限で、すべてのカードの動作を保証するものではありません。
microSDカードは、SIMカードと同じ「SIMカード/microSDメモリカードトレイ」に取り付けます。取扱説明書の図で向きを確かめ、無理に押し込まないようにしましょう。
ROM 128GBを補うなら、128GBか256GB
ROM 128GBのすべてが写真・動画に使えるわけではありません。設定の「ストレージ」で本体とカードの空きを確かめ、カードへ移したいファイルの量を見積もりましょう。
使える量の目安は、128GBで115.2GB、256GBで230.4GB、512GBで460.8GBです。KIOXIA EXCERIAはKIOXIAの公称ユーザー領域、Kingstonは公表がないので表示容量の約9割を目安にしています。表示容量の一部は管理領域に使われるので、実際に使える量はラベルの数字より少なくなります。
| 保存予定量の目安 | 比較する容量 | 考え方 |
|---|---|---|
| 本体の空きで足りる | 買わない | 必要がなければ追加購入しない |
| 115.2GB以内 | 128GB | 写真などを一部移す |
| 115.2GB超〜230.4GB以内 | 256GB | 写真・動画をまとめて保管 |
| 230.4GBを超えそう | 512GB | 長めの動画など、保存量が多い |
たとえば、いまある写真・動画が30GBで、毎月3GBずつ増えるとします。1年後は30+3×12=66GBで、128GBのカードに収まります。数字は説明用の仮定で、画質やファイルの内容で増え方は変わります。
スピードクラスは、必須条件ではありません
候補のうち、Canvas Go! Plusは256GB・512GBともU3/V30の表記があり、動画をよく撮る人向けです。KIOXIA EXCERIA 128GBはUHS-I U1で、Vクラスの表記はありません。写真や日常の動画の保存向けです。
公称速度は、EXCERIA 128GB(KMU-A128G)が最大読み出し100MB/s(書き込みは非公表)です。Canvas Go! Plus(SDCG4/256GB・SDCG4/512GB)は最大読み出し200MB/s・書き込み160MB/sですが、MobileLite Plusリーダー使用時の値です。どちらもDIGNO SX5に挿したときの速度ではありません。
カメラの保存先を選び、アプリは本体に残す
取扱説明書によると、写真・動画は内部ストレージかmicroSDに保存でき、カメラの設定にある「保存先」で切り替えます。カードを挿したら、撮影前に設定で保存先を確かめてください。
**アプリと各アプリのデータ、スクリーンショットなどは本体メモリに保存されます。**アプリにmicroSD保存のメニューが出ても、実際には本体メモリに保存される場合があります。カードは写真・動画の置き場所と考えましょう。
ほかの機器で初期化したカードは、正常に使えない場合があります。京セラはこの端末での初期化を案内していますが、初期化するとカード内のデータはすべて消えます。必要なファイルを先にコピーし、十分に充電した状態で初期化してください。データの読み書き中に電源を切ったり、端末に衝撃を与えたりしないようにしましょう。
初期化すると、アプリを含むデータがすべて消える
KC-S306の取扱説明書は、microSDメモリカードを初期化すると、カードに保存されているデータ(アプリを含む)がすべて削除されると案内しています。手順は[設定]▶[ストレージ]▶[このデバイス]▶[SDカード]の順に進み、メニューから[フォーマット]を選びます。初期化は、充電しながらか、十分に充電された状態で行うよう、あわせて注意されています。
実際に使えるメモリ容量は、カードに表記された容量より少なくなります。メモリの一部を、microSDメモリカードの仕様に基づく管理領域として使うためです。
通話音声メモは、内部ストレージかSDカードへ書き出せる
通話音声メモは、設定の[通話音声メモ]にある[通話音声メモリスト]から、[エクスポート]で書き出せます。書き出し先に、内部ストレージとSDカードを選べます。書き出したメモのアイコンには、目印が付きます。
写真・動画の量で、3つの容量から選ぶ
本体の空きで足りないときは、カードへ移す量と使える量の目安を比べます。115.2GB以内なら、品質と定番で選べるKIOXIA EXCERIA 128GB。230.4GBまでなら、性能と価格のバランスで選べるCanvas Go! Plus 256GB。それを超えそうなら、同じCanvas Go! Plusの512GBです。価格は購入画面で比べてください。最大2TBまで使えても、2TBを買う必要はありません。
DIGNO SX5では、写真・動画はカードへ、アプリは本体へ、と分けて考えるのがポイントです。まず保存したいファイルの量を確かめ、それに近い容量を選びましょう。


