機種別のポイント

Insta360 X6で使うときに確かめたいこと

Insta360 X6で使えるカードと、使えないカード

Insta360のメモリーカードFAQでは、Xシリーズで撮影性能を保つために、UHS-I・V30以上でexFAT形式のmicroSDカードを使うよう案内しています。X6の最大対応容量は1TBです。遅いカードを使うと、録画が途中で止まったりファイルが壊れたりするおそれがあるとしています。

注意したいのは、速さの表記が大きいカードです。**Insta360は、UHS-II・UHS-IIIのカードは互換性の問題で録画が止まるおそれがあるとし、V60・V90の表記はそうしたカードに多いと説明しています。**V30より上の数字に惹かれても、X6には選ばないでください。UHS-Iのカードは、裏側の金色の端子が1列だけです。

X6は、前のX5と違って本体に64GBの内蔵ストレージを持ち、そのうち47GBを撮影に使えます(Insta360の仕様表)。カードを忘れても撮れますが、8Kの360度映像ではすぐに埋まる容量です。

256GB・512GB・1TBで何時間撮れる?

Insta360の撮影仕様では、X6の最大ビットレートは、タイムラプスなどを除く通常モードで180Mbpsです(16Kタイムラプスは360Mbps、8KのTimeShift・タイムラプスの高ビットレートは240Mbps)。180Mbpsは1秒に22.5MBを書き込む計算で、1時間撮り続けると81GBになります。

保存先 使える容量の目安 180Mbpsで撮れる時間
内蔵ストレージ 47GB 約35分
256GBのカード 約230.4GB 約3時間
512GBのカード 約460.8GB 約6時間
1TBのカード 約921.6GB 約12時間

カードの使える容量は、KIOXIAが1GB=1,073,741,824バイトで公表しているユーザー領域です。KingstonとSanDiskはユーザー領域を公表していないので、表示容量の約9割として同じ数字を目安にしています。時間は最大ビットレートで撮り続けた場合の計算値で、実際に記録したファイルを測ったものではありません。

Insta360の互換リストと、KIOXIAの動作確認

Insta360は、互換性を確認したカードとしてSanDisk Extreme(V30 A1・A2)とSanDisk Extreme Pro(V30 A1・A2)を型番付きで挙げています(32GB〜1TB)。SanDisk Extremeは256GBまでで、1TBで載っているのはExtreme Proです。リストの型番は、現在店頭に並ぶSanDiskの型番と末尾が異なるものもあるので、同じ型番を探すより、UHS-I・V30・1TB以下という条件で選ぶのが現実的です。

KIOXIAのカメラ向け動作確認一覧(2026年9月7日現在)には、X6はまだ載っていません。この記事の3枚は、Insta360のX6向けリストにも載っていません(SanDisk Extremeは256GBまでが掲載)。X6の条件(UHS-I・V30以上・1TB以下)を満たすカードとして、規格で選んでいます。

撮影前に。exFATで、本体でフォーマット

Insta360はexFAT形式のカードを使い、ファイルを定期的にバックアップしてカードをフォーマットすることをすすめています。新しいカードは、使う前にX6本体でフォーマットしておくと確実です。

内蔵ストレージとカードの両方に映像があると、どちらに保存したかが分かりにくくなります。PCやスマホへ移すときは両方を確認し、残したい映像は早めに別の場所へコピーしてください。

この機種と3枚を選んだ理由

Insta360 X6は2026年8月12日に発売された360度カメラで、BCNランキングでは8月の機種別ランキングで1位でした。前のX5から内蔵ストレージが付き、カードの考え方が変わった機種なので取り上げました。

3枚は、Insta360の条件(UHS-I・V30以上・exFAT・1TB以下)を満たすものから選んでいます。256GBは国内メーカーKIOXIAの高耐久モデルEXCERIA HIGH ENDURANCE G2、512GBは性能と価格のバランスで選べるKingston Canvas Go! Plus、1TBは上限まで撮りためたい人向けのSanDisk Extremeです。3枚とも、X6での動作確認記録はまだありません。選ぶ前に知っておいてください。市場の全製品を測った順位ではありません。