機種別のポイント
Osmo Pocket 4で使うときに確かめたいこと
Osmo Pocket 4にSDカードは必要?
前のモデルとの大きな違いは、本体に保存先があることです。DJIのビギナーガイドによると、Osmo Pocket 4は128GBの内蔵ストレージを持ち、そのうち107GBを撮影に使えます。標準ビットレートで計算すると、4K/60fpsで約220分、1080p/24fpsで約600分です。
**撮影のたびにスマホやPCへ移す使い方なら、まずはカードなしで始めて、足りなくなってから買えば間に合います。**旅行で何日分も撮りためる、移す機会が少ない、という場合にカードを足します。
Osmo Pocket 3は内蔵ストレージがなく、カードが必須でした。Pocket 3から買い替えた人は、ここで考え方が変わります。
128GB・256GB・512GBを足すと何時間増える?
DJIが示す「107GBで4K/60fps約220分」から比例計算すると、カードを足したときに増える撮影時間の目安は次のとおりです。カードの使える容量は、KIOXIAが公表しているユーザー領域です。EXCERIA HIGH ENDURANCE G2も同じ値です。Kingstonはユーザー領域を公表していないので、表示容量の約9割として同じ数字を目安にしています。
| 足すカード | 使える容量の目安 | 4K/60fpsで増える時間 | 内蔵と合わせた時間 |
|---|---|---|---|
| 128GB | 約115.2GB | 約4時間 | 約7.6時間 |
| 256GB | 約230.4GB | 約8時間 | 約11.6時間 |
| 512GB | 約460.8GB | 約16時間 | 約19.5時間 |
DJIとKIOXIAで容量の数え方(1GBを何バイトとするか)が同じとは限らないため、時間は大まかな目安です。撮影モードやビットレートの設定で実際の時間は変わります。
DJIの推奨リストと、KIOXIAの動作確認
DJIの推奨メモリーカードリストでは、Osmo Pocket 4シリーズの対応カードは最大1TBです。リストにはLexar Silver plus(64GB〜1TB)とKingston CANVAS GO! Plus(64GB〜512GB)が載っていて、どちらもA2・V30のカードです。
KIOXIAのカメラ向け動作確認一覧では、Pocket 4の最大容量は1TBとされています。U3・V30でないEXCERIAとEXCERIA BASICは対象外です。Pocket 3では1TBが確認の対象外だったので、この点もPocket 4で変わっています。
この記事で選んだKIOXIA EXCERIA HIGH ENDURANCE G2は、U3・V30・A1のカードです。KIOXIAの一覧にも、A2・V30のカードが並ぶDJIの推奨リストにも載っていません。国内メーカーの品質や書き換えの多さを重視する人向けに、規格で選んでいます。
撮影前に。カードはカメラで初期化する
新しいカードは、使う前にPocket 4で初期化(フォーマット)しておきます。KIOXIAも、カードは使う機器の取扱説明書に従って初期化するよう案内しています。PCで初期化するとSD規格に沿わない形式になり、不具合の原因になることがあるためです。
内蔵ストレージとカードの両方に映像があると、どちらに保存したかが分かりにくくなります。スマホやPCへ移すときは、両方の中身を確認してください。カードの中にあるだけではバックアップにならないので、残したい映像は早めに別の場所へコピーしておきましょう。
この機種と3枚を選んだ理由
Osmo Pocket 4は、2024年の国内ビデオカメラ市場で1位だったOsmo Pocket 3(BCN集計、シリーズ別年間販売台数シェア41.5%)の後継機です。内蔵ストレージが付いたことで「カードは要るのか」という疑問が生まれた機種なので、その答えから整理しました。
3枚は、DJIの推奨リストにあるKingston Canvas Go! Plusの256GBと128GB、そして国内メーカーKIOXIAの高耐久モデルEXCERIA HIGH ENDURANCE G2の256GBです。Kingstonは性能と価格のバランスで選べる候補、KIOXIAは国内メーカーの品質や、書き換えの多い使い方を重視する人向けの候補です。512GB以上のカードも対応容量に入りますが、内蔵の107GBと合わせれば多くの人には256GBで足りるため、容量の目安として示すにとどめました。市場の全製品を測った順位ではありません。
