機種別のポイント

コムテック ZDR065で使うときに確かめたいこと

ZDR065で使えるカードと、コムテックの案内

コムテックのZDR065製品ページによると、記録媒体は8GB〜128GBのmicroSDカードで、Class10を推奨しています。購入時には32GBのカードが付属しているので、まずはそのまま使い始められます。

カードを替える前に知っておきたいのが、製品ページの注意事項です。コムテックは、必ず付属または別売オプションのmicroSDカードを使うよう案内しています。自社製品以外のカードとの相性による動作不良については、責任を負わないとしています。コムテックは、ドライブレコーダー専用のmicroSDカード(CDSシリーズ)も販売しています。

**この記事で挙げるトランセンドとKIOXIAのカードは、どちらもコムテックの保証の範囲外です。**そのうえで、KIOXIAのドライブレコーダー向け動作確認一覧では、高耐久カードEXCERIA HIGH ENDURANCE G2の32GB〜128GBがZDR065で「動作確認済」です。これはKIOXIA側の確認です。

トランセンドの高耐久カード(TS64GUSD350V-E・TS128GUSD350V-E)は、トランセンドジャパンのAmazon商品ページの記載で、UHS-I・U1・Class10、最大読出94MB/s・最大書込45MB/sです。64GB・128GBのどちらも、8GB〜128GB・Class10推奨というZDR065の条件を満たします。

32GB・64GB・128GBで何分録画できる?

コムテックが示す記録時間は次のとおりです。初期設定は、フロントがWQHD(2560×1440)、リヤがFullHD、27.5fps、高画質です。

カード 初期設定での記録時間 画質などを変えた場合の幅
32GB(付属) 約115分 約115分〜約285分
64GB 約230分 約230分〜約570分
128GB 約460分 約460分〜約1,145分

いずれもコムテックの参考値で、タイムラプス録画は含みません。常時録画は、上限に達すると古い映像から自動で上書きされます。

たとえば通勤で1日1時間運転するなら、初期設定の付属32GBでは2日ほどで上書きが始まり、128GBなら約1週間分を残せる計算です。あおり運転や当て逃げに後から気づくこともあるので、何日前までさかのぼれれば安心かで容量を決めてください。

ドラレコには、なぜ高耐久カードを選ぶのか

ドライブレコーダーは運転中ずっと録画していて、容量がいっぱいになると古い映像から上書きします。そのため、ほかの機器よりカードの書き換え回数が非常に多くなります。コムテックもドライブレコーダー専用microSDカードのページで、SDカードは書き込みできる回数に上限がある消耗品で、定期的な交換が必要だとしています。寿命を迎えたり壊れたりすると、映像が記録できなくなります。ZDR065は起動時にカードを確認し、異常があれば液晶とエラー音で知らせます。

車内の環境も厳しく、炎天下での使用や振動があります。同じページでコムテックは、カードの種類によっては、うまく保存できないなどのトラブルが起こることも想定されるとしています。そのため、車内の環境を想定したテストをクリアした自社の専用カードをすすめています。

高耐久カードは、こうした連続録画を想定して作られていて、どれだけ録画を続けられるかの目安が示されています。

カード 耐久性の目安 動作温度 保証
トランセンド 高耐久 64GB 最大15,000時間(使用環境により異なる) -25〜85℃ 2年
トランセンド 高耐久 128GB 最大30,000時間(使用環境により異なる) -25〜85℃ 2年
KIOXIA EXCERIA HIGH ENDURANCE G2 64GB 累積録画時間 約10,000時間(フルHD録画・設計値) -25〜85℃ 2年

トランセンドの数字はトランセンドジャパンのAmazon商品ページ、KIOXIAの数字はKIOXIAの製品ページの記載です。トランセンドの保証は、記録データの消失を対象外としています。

交換の時期は、寿命や保証期間の目安から、自分で決めておくと安心です。コムテックは、使用状況にもよるものの、1年〜2年で交換になる場合が多いとしています。トランセンドとKIOXIAの64GBは保証がともに2年なので、たとえば「2年たったら交換する」と決めておく方法があります。

カードを替えるときに

ZDR065はSDカードメンテナンスフリーに対応していて、定期的なフォーマットをしなくても使えます。ただしコムテックは、カードは消耗品なので、フォーマットしたほうがより長く使えるとしています。新しいカードに替えたら、本体でフォーマットしてから使い始めてください。

古いカードに残したい映像があれば、交換する前にPCへコピーしておきます。事故などで映像が読めなくなった場合に備えて、コムテックは購入から3年間のデータ復旧サービスを用意しています(カードの寿命や上書きは対象外)。

この機種と3枚を選んだ理由

BCNのドライブレコーダー週間売れ筋ランキング(2026年9月21日〜27日)では、トップ10の大半をコムテックの製品が占めています。ZDR065は、フロントにWQHD 370万画素のカメラを積んだ2025年発売の前後2カメラモデルです。対応するカードの条件と容量ごとの記録時間が公表されているため、コムテック製品の中から最初に取り上げました。

カードは、連続録画を想定した高耐久カードから選びました。トランセンドの64GB・128GBは、ドライブレコーダーなど書き込み頻度の高い機器向けのモデルで、容量ごとに耐久性の目安が示されています(トランセンドジャパンのAmazon商品ページの記載)。ZDR065での動作確認を根拠にしたものではありません。KIOXIAの64GBは、ZDR065でカードメーカーが動作を確かめた情報がほしい人向けです。3枚ともコムテックの保証の範囲外です。市場の全製品を測った順位ではありません。