機種別のポイント
コムテック ZDR048で使うときに確かめたいこと
ZDR048で使えるカードと、コムテックの案内
コムテックのZDR048製品ページによると、記録媒体は8GB〜128GBのmicroSDカードで、Class10を推奨しています。購入時には32GBのカードが付属しているので、まずはそのまま使い始められます。
同じページの注意事項で、コムテックは**必ず付属または別売オプションのmicroSDカードを使うよう案内しています。**自社製品以外のカードとの相性による動作不良については、責任を負わないとしています。コムテックはドライブレコーダー専用のmicroSDカード(CDSシリーズ)も販売していて、車内の厳しい環境を想定した耐熱性・耐震性・耐久性などのテストをクリアしたものだとしています。
**この記事で挙げるトランセンドとKIOXIAのカードは、どちらもコムテックの保証の範囲外です。**そのうえで、KIOXIAのドライブレコーダー向け動作確認一覧では、高耐久カードEXCERIA HIGH ENDURANCE G2の32GB〜128GBがZDR048で「動作確認済」です。これはKIOXIA側の確認です。
トランセンドの高耐久カード(TS64GUSD350V-E・TS128GUSD350V-E)は、トランセンドジャパンのAmazon商品ページの記載で、UHS-I・U1・Class10、最大読出94MB/s・最大書込45MB/sです。64GB・128GBのどちらも、8GB〜128GB・Class10推奨というZDR048の条件を満たします。
32GB・64GB・128GBで何分録画できる?
コムテックが示す記録時間は次のとおりです。初期設定は、録画サイズがFull HD(前後共通)、27.5fps、高画質で、選べる設定の中でいちばんデータ量の多い組み合わせです。
| カード | 初期設定での記録時間 | 画質などを変えた場合の幅 |
|---|---|---|
| 32GB(付属) | 約135分 | 約135分〜約210分 |
| 64GB | 約270分 | 約270分〜約425分 |
| 128GB | 約540分 | 約540分〜約850分 |
いずれもコムテックの参考値です。常時録画は、上限に達すると古い映像から自動で上書きされます。前後ともFull HDのZDR048は、フロントがWQHDのZDR065より、同じ容量で少し長く残せます。
たとえば通勤で1日1時間運転するなら、初期設定の付属32GBでは2日ほどで上書きが始まり、128GBなら9日ほど残せる計算です。あおり運転や当て逃げに後から気づくこともあるので、何日前までさかのぼれれば安心かで容量を決めてください。
ドラレコには、なぜ高耐久カードを選ぶのか
ドライブレコーダーは運転中ずっと録画していて、容量がいっぱいになると古い映像から上書きします。そのため、ほかの機器よりカードの書き換え回数が非常に多くなります。コムテックもドライブレコーダー専用microSDカードのページで、SDカードは書き込みできる回数に上限がある消耗品で、定期的な交換が必要だとしています。寿命を迎えたり壊れたりすると、映像が記録できなくなります。ZDR048は起動時にカードを確認し、壊れていれば液晶で異常を知らせます。
車内の環境も厳しく、炎天下での使用や振動があります。同じページでコムテックは、カードの種類によっては、うまく保存できないなどのトラブルが起こることも想定されるとしています。専用カードをすすめているのは、この理由からです。
高耐久カードは、こうした連続録画を想定して作られていて、どれだけ録画を続けられるかの目安が示されています。
| カード | 耐久性の目安 | 動作温度 | 保証 |
|---|---|---|---|
| トランセンド 高耐久 64GB | 最大15,000時間(使用環境により異なる) | -25〜85℃ | 2年 |
| トランセンド 高耐久 128GB | 最大30,000時間(使用環境により異なる) | -25〜85℃ | 2年 |
| KIOXIA EXCERIA HIGH ENDURANCE G2 64GB | 累積録画時間 約10,000時間(フルHD録画・設計値) | -25〜85℃ | 2年 |
トランセンドの数字はトランセンドジャパンのAmazon商品ページ、KIOXIAの数字はKIOXIAの製品ページの記載です。トランセンドの保証は、記録データの消失を対象外としています。
交換の時期は、寿命や保証期間の目安から、自分で決めておくと安心です。コムテックは、使用状況にもよるものの、1年〜2年で交換になる場合が多いとしています。トランセンドとKIOXIAの64GBは保証がともに2年なので、たとえば「2年たったら交換する」と決めておく方法があります。
カードを替えるときに
ZDR048はmicroSDカードメンテナンスフリーに対応していて、定期的なフォーマットをしなくても使えます。ただしコムテックは、カードは消耗品なので、フォーマットしたほうがより長く使えるとしています。新しいカードに替えたら、本体でフォーマットしてから使い始めてください。
古いカードに残したい映像があれば、交換する前にPCへコピーしておきます。コムテックの専用ビューワソフト(Windows 10/11用)でも映像を確認できます。事故などで映像が読めなくなった場合に備えて、コムテックは購入から3年間のデータ復旧サービスを用意しています(記録部分のメモリが壊れた場合は復旧できません)。
この機種と3枚を選んだ理由
ZDR048は、10.66インチの液晶でリヤカメラの映像を映すデジタルインナーミラー機能を持つ、前後2カメラのミラー型ドライブレコーダーです。BCNのドライブレコーダー週間売れ筋ランキング(2026年9月21日〜27日)で4位に入っていて、KIOXIAの一覧では2023年12月発売とされています。ミラー型の売れ筋として取り上げました。
カードは、連続録画を想定した高耐久カードから選びました。トランセンドの64GB・128GBは、ドライブレコーダーなど書き込み頻度の高い機器向けのモデルで、容量ごとに耐久性の目安が示されています(トランセンドジャパンのAmazon商品ページの記載)。ZDR048での動作確認を根拠にしたものではありません。KIOXIAの64GBは、ZDR048でカードメーカーが動作を確かめた情報がほしい人向けです。3枚ともコムテックの保証の範囲外です。市場の全製品を測った順位ではありません。